「お姉さま行方不明です！　その２」

行方不明のお姉さまを探して、七夕家にやって来た秋桜・・・。
果たしてお姉さまは見つかるのでしょうか？

秋桜「このお家にお姉さまがいらっしゃるですか？」

それっぽいお姉さんは居るけど、あなたの探してるお姉さんじゃないかもしれないからね？
あと、お姉さんがああなったのも七夕のせいじゃないからね？もとからあんなんだったから・・・

秋桜「大丈夫です！きっとお姉さまです〜♪」

その自信は一体何処から・・・

一応、あれがウチに居る彼岸花お姉さまなんだけど・・・


秋桜「あぁ！あの方はまさしく！！」

秋桜「リコリスお姉さま〜！探したです！心配したです！」

彼岸花「スゥスゥ・・・」

秋桜「他のお姉さま達は皆『心配しなくてもたぶん大丈夫』って仰ってましたが、コスモはとっても心配したです！」

彼岸花「ムニャムニャ・・・」

秋桜「お姉さま！行方不明の間にお体を悪くしたりはしなかったですか？眠れなくてお疲れではないですか！？」

彼岸花「スゥスゥ・・・」

お〜い、いい加減起きようよ〜・・・

秋桜「お姉さま！お体の具合が悪いのですか？」

いやいや元気元気・・・
起きんかい！

彼岸花「・・・う〜〜ん・・・んぅ？・・・」

起きた？

彼岸花「朝？」

あなたにお客さんデ〜ス！

秋桜「お姉さま〜！！」

彼岸花「あれ？コスモス・・・どうしてココに居るの？」

秋桜「お姉さまお仕事から帰ってこられないので、心配したです〜〜〜！」

彼岸花「あぁ、そうなんだ・・・」

秋桜「迷子になったですか？」

彼岸花「うぅん、ココが寝心地良くて」

秋桜「そうですか、迷子じゃなくて良かったです！コスモもお姉様と一緒にココに居ていいですか？」

彼岸花「だって・・・いいよね？」

どぅぞ〜、今更小さい子が増えても変わりません・・・。

秋桜「秋桜（コスモス）です、宜しくです！
お姉さまと同じお花の妖精です！」


七夕家に常識ありそうな幼っ子がやって参りました〜♪
皆さん宜しくで〜す！