「真打登場!!」

「コレ何だろう?」

「お前らの入ってた箱とそっくりだから、またNEW DOLLが入ってんじゃねぇのか?」

「開けてもいいかなぁ?」

「いいだろ」

「こっちの赤い箱から開けちゃえ・・・・・」



「う〜んしょ、うんしょ」

「頑張れ月〜、応援してるぜ!」

「手伝ってよ!!」

「仕方ねぇなぁ」

「うんしょ、うんしょ」

「うらーーーー!」

ドカァ!!

「うわぁ!!」

「ぎゃーー!!」

「痛た、よいしょ・・・・・大丈夫?」

「大丈夫なわけねーだろ・・・」

「もーぅ!!とっととお開けよ!」

「いったい、どれだけ僕をこんな狭くて暗い所に閉じ込めておくつもりだったんだい!」

「あ、えっと、ごめんなさい」

「ねぇ、この人男の人かなぁ?それとも女の人かなぁ??」

「名前聞けばわかんじゃねぇか?」

「そうだね、あの、あなたは誰ですか?」
「僕?僕は金糸雀様だよ,君達も金糸雀様とお呼びよ」

「(ダメだ、さっぱりわかんないや)」

「それより、そっちの小さい箱も開けたほうがいいんじゃないかい?」

「えっ?コレ??」

「まぁ、ずっと寝てるからあんまり急がなくてもいいと思うケド」

「よいしょ!・・・退いてよ!!」

「愛嬌愛嬌♪」

「は?」

「あ、ホントだ小さい子が寝てる」

「すぅすぅ・・・・・」

「爆睡だね、全然起きる気配がないや・・・・・」

「ちゃんとしたベッドに移してあげた方がいいかなぁ」

「抱っこして連れていってやれよ」

「ボクじゃ無理だよ、グゥ、お兄ちゃん呼んできて」

雑誌を読んでいたであろうトコロを鈴菜に襲撃された兎姫


「それでねおにぃたん、みんなバケラッタなの〜☆」

「そうなんだ・・・(バケラッタって何?)」

「お〜〜い、兎〜姫〜!」

「何?」

「ジャマしゅんな(邪魔すんな)!」

「・・・・・何か小さいガキがいんだけどよ、月じゃ抱っこできねぇんだ」

「小さい子??」

「あ、お兄ちゃん!」

「月、どうかしたの?」

「小さい子が寝てるの」

「やぁ、兄さん」

「あぁ、金糸雀、久しぶりだね」

「お兄ちゃん知ってるの?」

「知ってるも何も、僕の弟だよ、義兄弟だけど」

「あ、ホントだ、幼SDサイズだね
何かベッド代わりに出来るようなカゴ無かったかなぁ・・・」

ズズッ、ズズッ・・・・・


「あ、リラちゃん、いい物持ってきてくれたね」

「よいしょ、とりあえず、そのカゴに寝かしとこうか、この箱よりはマシだろうから」

「コレでいいかな」

「それより、この家はドンドン人口(人形)密度が増えてく気がするんだけど・・・・・、て言うか、金糸雀が来たって事はアイツも来たりするの・・・?」

「さぁ、何か「兎姫が寂しがって電話してきたら行く〜」とか言ってた気がする」

「そぅ、じゃあ、アイツがココに来る日なんて一生来ないね・・・」

おまけ

「おにぃたん、ちっさいのだっこした・・・(怒)」

「早く退いてくれ〜・・・」
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