「ケーキ食べた〜い！」

仕事が休みなので、せっかくだから練習しようと思いスポンジ焼きました！
でも七夕は結構後先考えず突っ走る派の人種なので、スポンジの練習をするって言ったら３台も４台も焼いちゃうんですよね・・・。
今回は２台で踏みとどまりました！！生クリームあったのでデコレーションとついでに飾り付けの練習〜♪
と思いきや、そんなところに・・・・・。

「ねぇねぇ」

おっ、雪ちゃん！エプロンしてどした？

「小雪も手伝いたいな♪」

んじゃ、一緒にやろっか！

ではでは、フルーツ飾るだけなんだけど、お願いしま〜す！

「は〜い！」

「うんしょ、うんしょ！」

お！上手上手♪

「もぅ無理かなぁ？」

無理でない？あんまりのせると落っこちるよ？

「んじゃ、止めとこ！」

「わ〜い！出来た〜〜！！」

ご苦労様〜♪じゃあ、手伝ってくれたし一緒におばぁちゃん家連れてったげよう！
ケーキもおばぁちゃんとこで食べるつもりだったし

「やったぁ☆」

コソコソ・・・

「聞いちゃった・・・」

「ちゃったぁ〜☆」

「絶対ボク達も連れてってもらうんだから！」

「急げ！急げ！！七夕が来る前に車に乗り込んどけばきっと連れてってくれるよ！」

「ドアは開いててラッキーだったけど、結構高いね・・・」

「ニャンニャンはやくいけ！」

「うぅ、待ってよぅ・・・」

「みっちゃんお先〜♪」

「小雪ちゃんズルイ・・・」

「だって天使だもん」

「よいしょ、よいしょ！」

ヨジヨジ・・・

グシャッ！

「痛ぁ！！」

ドサッ！

「もぅ！何すんのさ！！」

「ニャンニャンごくろう♪」


「鈴ちゃんヒドイよ！踏み台にするなんて！！」

「みっちゃん、ファイト！」

「ふぅ、やっと登れた・・・」

「相変わらずドジね」

「あ、のんちゃん！何でそんな高い床にいるの！？」

「私はもともとドレスの採寸でおばぁちゃんのお家に連れて行ってもらう予定だったから、七夕に抱っこしてもらってココに来たのよ」

「何て贔屓だ！！」


「それより七夕が来たわよ」

ちょっと！何でチビっ子集合してんのさぁ！？

『連れてって〜♪』

もぉ〜・・・。連れてったげるけど、その代わり車の中は大人しくだかんね！

『はぁ〜い！』

「い〜ち、に〜い、さ〜ん・・・」

「わ〜い、隠れろ〜☆」
「まぁ〜だだよ〜！」

ドタバタッ！！

喧しいわ！静かにって言ったでしょ！！

『ごめんなさ〜い・・・』
しょぼ〜ん・・・。


・・・・・・・・・・・・・。

『遊んで〜♪』

無茶言うな！！

そんな喧しい中、一人静かにいい子だった茸千代でした・・・。


「スゥスゥ・・・。」